13枚の花びらたち

とても久しぶりのはてなブログ

今日は舞い落ちる花びらの

彼らのダンスについて書きたいと思います📔

安定に長くなると思いますが、

そんな見方もあるんだな、とか

たしかにな、そうだな、とか

思ってもらえれば嬉しいです☺️

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舞い落ちる花びらのダンスで私が言いたいことを

ぎゅっとまとめたら、大きく分けて

 

・音のとり方の絶妙さ

・光と影

・抜きの部分の美しさ

・花びらを包み込むか握りしめるか

 

この4つになりました🔑

1つ目から、書いていこうかな〜、とおもいます✊🏻

 

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まず、音のとり方の絶妙さ。

コレオビデオを見た時

"ん??どこの音をとってるの?"

って何度も思いました。

とってる音がわかる時もあれば、

分からない時があって、

音ハメ大好きな私にとっては

見ててすごくむずむずしたし、

普段音ハメの振りが多いのに珍しいなあ、

という印象でした。

だけど、見進めていくと

"歌詞"を使ってる事に気が付きました。

それが

まあ、途轍なく絶妙で細かい。

 

歌詞始まりのここ。(0:17)

 

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ここ、動画で見てもらえればわかるんだけど

"舞い落ちる"の"る"の前まで

手を開く動きをしていて、

この曲の振り付けで何度も出てくる

この曲の中でポイントとなる

歌詞始まりの前の手の動きを、ホシくんが

"花びらが落ちていく様子を表したダンス"

と言っていたけど、

この掴んだ花を手放すようにしていたんだ、

と気付いた時、

そして

手を開きながら、音を取ってる事に気付いた時は

びっくりしましたね…………

 

その後のホシくんパートはさらに細かくて、

 

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"か・な・し・み・が・混・ざっ・た・よ・う・な"  

の、1音1音に振り付けがついてる。

 

はぁ〜!!!!!細かいがすぎる!!!

 

更には

"混ざったような"では

握るとかではなく、

優しく指1本1本を動かして音をとる振り。

よく見ないと気づかない

細かなところの振り付けがすごく繊細で

"花・花びら"をテーマにしたダンスにとてもピッタリだなと思いました。

 

似たような振り付けなのが

ウォヌホシパートで、手先だけの振り付けなのに、よく見たら、えげつないほど細かい振りです。繊細。

 

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あとは

"たどり着く先は"で

踵や踝あたりに触れる振りがすごく好きで、

 

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ぱっと見るとなんともないような動きに見えるけど

自分の今いる場所を花びらが

"たどり着く先"だとしたら

ここだよ、と言っているかのように足に触れる。

じっくり考えて見たら、

歌詞と動作がマッチしていて、感動しました。

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その後のシノのシンメパートで、スピードかけてからの、ソクミンさんパートで急ブレーキかかる!!!みたいな振り付けの緩急が見てて本当にすごいなぁと思いましたね。

シノのシンメパートでは音や、1×8を

全部使ってきたのに、

ソクミンさんのパートでは、

基本的に裏の優しい音をとる。

ゆっくりになるところでも

歌詞で振りを作れば詰め込むことは出来て、

スピードをかけ続けることもできる。

だけどここで、

単純で、素朴で、優しい振り付けになる。

この振り付けの絶妙な温度差の違いというか、

緩急のある振り付け。

そういうものが見てる人を

飽きさせないなと思います。

 

はい次行きます。

 

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光と影という題名?をつけたんですけど

SEVENTEENさんたち、

毎回構成が素晴らしいですけど

今回はその素晴らしさが

めちゃくちゃわかりやすい…!!

"この瞬間、光が当たらなくては行けない人"に

焦点がしっかり合うような構成になっています。

 

例えば、ここの、

 

 

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スンチョルさんのパート→シノシンメ→ソクミンさんパート

の流れでは、

スンチョルさんがどセンターで歌い、

その後はけたと同時に、スンチョルさんは、

下で待機していたメンバーたちと

一瞬にして影になる。

シノに目がいき、周りで踊っているメンバーたちも合わせて、そこが光になります。

この時、下で待機しているメンバーは

完全に存在を消していて、

ポイントの振りを全員でやったかと思えば、

次は下で影化していたメンバーたちが

一瞬にして光になる。

光だったメンバーが一瞬にして影になる。

この一連の流れがスムーズ過ぎてびっくり。

さっきまでセンターであんなに輝いていたのに

少しセンターからズレたかと思えば、

輝いているメンバーたちの影になる。

まるで電気のスイッチみたいに切り替わる。

ひとりひとりが、ここは影にならなくちゃいけない

というのを、分かっている。

すごく分かりやすく光と影になる。

カメラの映り方というか、

そういうのも考慮した上での構成なんだと思うし、

案の定ここの部分、テレビでは

影になっている人は全く映らないけど

引きの映像で、全体が見れるコレオ動画をみると 

本当に 光と影 という感じ。

 

また、ミンハオくんのパートの

ここのなんでもないように見える構成から、

 

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いきなりセンターから出てくる次の光。

スングァンくん。

 

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えっ???いつのまに?

さっきまで無造作にまとまってたなんでもないような形だったじゃん……… 

 

気付いたら光が当たらなくてはいけない人に

ちゃんと光が当たっている。

そして気付いたらミンハオくんは影になっている。

カメラをみて歌っていたかと思えば

スングァンくんのパートの直前、背を向ける。

焦点がスングァンくんにあうように。

全てが計算され尽くしていて息をのんでしまう。

 

あとは、ここの

 

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ホシくんパート→バーノンくんパートに

切り替わるタイミングでホシくんがバーノンくんの立ち位置に入る流れがナチュラルすぎてビビりましたね。

ホシくんもう影になってるの???となりました。

さっきまで光だった人が

何事も無かったかのように、静かに影に切り替わる。

無駄ひとつない動き。素晴らしすぎます。

 

はい、次!!!!

 

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抜きの部分の美しさ ということで

ここで言いたいところは

2番の"ゆらり"の部分

 

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ここ、動画で見てもらった方が分かりやすいんですけど、

花びらがゆらり舞って落ちていく様に見える。

そして、ターンからのあの抜きの美しさ。

誰かひとりが、とかではなく

"全員"が花びらに見える。

"ゆらり舞い 風のままに"という歌詞通りで、

わ……と思わず声が出ました。

特に美しいな、と思ったのがウジくん。

ここに入るまえの"鮮明になる"から

"落ちた心の"までの

一連の流れがとっても美しいので、

是非見て頂きたい。軸がすごい。

 

あとは、最後の、

"こんな僕を愛してくれたから"の所で移動する時の

ディノくん!!!!!!!!!!

少しでもズレたら衝突しかねない中でのあの抜き。

全員、内側に胸を入れたあと、すぐ移動するけど

 

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その時、ディノくんは外に力を抜くんですよね、

 

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そこで、そう抜くか〜!!!!!という感じ。

ウジくんも同じような表現をしてるけど

わかりやすいのがディノくんです。

自分の中に、ここはこう表現したい、って言うのが

あるんだろうな、と思います。

ここの抜き、計算されている美しさ。

 

はい、次〜!ラスト!

 

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花びらを包み込むか握りしめるか

ということなんですけど

最後の部分ですね、本当に最後のところ。

花びらが落ちていって今まではつかめなかったけど、最後の最後に花びらを掴めるところ。

 

よ〜〜〜く見ると、握り方に差があるんですよ。

 

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優しく包み込むように手を握っていくメンバーと

ぎゅっと力強く手を握っていくメンバー。

そして握りしめるタイミングもバラバラなのです。

 

Fearでは最後の毒を飲み込むカウントや

タイミング、角度まで時間をかけて

何度も何度も合わせていたのに、

ここでは結構バラバラで、びっくりしました。

表現の違いが見てて凄く面白い。

最後に花の力強さを表現するメンバーと

儚さを表現するメンバー。

最後までダンスで楽しませてくれます。

 

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彼らのダンスをみてよく思う事があります。

それが、いい意味で

"揃ってるようで揃っていない"

ということ。

タイミングや、カウントはバチッと合っているから

綺麗に揃うことは当たり前なんだけど

よくよく見ると

個々の表現力の高さや、個性が出ていて

ひとりひとりを見比べて見ると

同じ振りでも踊り方が全然ちがくて

凄くおもしろい。

 

SEVENTEENさんって

ダンスに個性出まくってるのに揃ってるのなんで?

って思うんだけど

個々のレベルが高いのはもちろん、

ひとりひとりが揃って見える範囲内で

個性出してるからちょっとずつ違う動きなのに

揃ってるんだなあ。と思いました。

個々のレベル低かったら個性だけが主張して

揃わないし、こうなるまでには相当な練習量と

スキルが無いと無理なわけで。

揃っているだけでなく、

個性がちゃんといきてるのが、

SEVENTEENさんのダンスの好きなところ。

 

あとは身長差を感じさせないダンス。

 

これ、揃っているようで揃っていない

の例になるのかな?と思うのと、

HITに話がずれてしまうのですが、

身長差があるチームの場合、

揃える時は背の高い人が低い人に合わせる って言うのが一般的だなと思っていたけど、

HITの時、ウジくんが、

サビの手をピッと引く振りで、

基本的にみんな顔の横なのに

みんなより高い位置に上げていたんです。

 

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これ見た時、うわ凄いな、と思いました。

だいたい0.75秒しか映らない振りなのに。

背が低い人が高い人に合わせるのは

どうやっても無理だと思っていたけど、

ウジくんはそれを可能にしてて

思わず自分の目を疑いました。

"揃える意識"の高さが、凄い。

約20cm身長差があるにもかかわらず

それを感じさせないよう、

1人だけ動きを変えている。

私の中にあった、振りを揃える時は"背の高い人が合わせる"という概念をひっくり返された瞬間でした。

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話を舞い落ちる花びらのダンスに戻しますが

今回の舞い落ちる花びらは、どちらかと言えば

軽やかな動きが多くて、

ふわふわしてるように見えたり、

ヌメっとしているように見えがちですが、

所々力を入れる場面がある

って言うのはあるんだけど、

ずっしり重みのある踊りをするメンバーがいるから

そういう風に見えない。

うまくバランスが取れているというか。

軽やかさの中にもちゃんと重みがあって

しっかり緩急もあって

花のように儚い中にも強さがあって。

揃ってて凄い、と思わせるだけではなく

見てて飽きない。飽きさせない。

そんなダンスをするのが

SEVENTEENさん達だなと思います。

 

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さて〜!!(急な締め、締め方わからん)

長くなりましたがここまで見てくださって

ありがとうございました😌🤍

SEVENTEENさん達のダンスは

コレオ動画を見たり、パフォーマンスを見て、

新しいことに気がついたり、

見つけることが出来るのがすごく楽しいです🌱

ダンスっていいですね、最高です。

これを見た上でまたコレオ動画見てみてください✊🏻

そして、ここの表現もいいなあ〜っていうところがあれば是非共有してください、、!お話しましょう☺️

気が向いたらまたはてなブログかきます、またね🕊